標高は低いがワイルドな山域でアルパインくらぃみんぐぅ、と思いつつも、天気が悪けりゃフリーやボルダーで茶を濁そうかなと企みつつ、ニュージーランドへレッツらゴー!!!

一足先に滞在中のパートナーは威勢が良い。遠くに目指すはMt. Cook(Aoraki)が見える。

渡航して翌日順調にflight inできることに。今回は4人同乗で、$177/人。順調すぎて体がまだ慣れていない。

Plateau hut。2005年に改築したらしく30人分くらいのベットがあり超快適。夏はガスまで使用出来る。ガソリンをわざわざ持ってきた我々は一体、、。一泊35ドル、少し高い。管理人は
いない。水はある。

小屋の中はこんな感じ。快適。

一日停滞し、大晦日にEast RidgeからAorakiのsummit
ridge traverse をやりに向かう。天気が良く、am 1:30発。


photo by DZ
東稜末端であるCinerama Col 脇の雪壁から取り付く。ここから稜線(summit ridge)まで標高差約1,300m。その方が稜をきちんと楽しめるはずだろう。
順調に登攀する。下に見える岩稜帯は超グサボロで最悪だった。2、3級。雪稜上は柔らかいが(スノーバー超有効、今回は二人で4本)、

photo by DZ
南面の雪壁に入ると数センチのザラメ雪がかぶったアイスとなり気が抜けない(南面雪壁ではスノーバーは刺さらない、、)。スクリューを使うしか無い。取り付きからずっと緊張しっぱなし。滑落はできない。

雲海のうえでのクライミングは気持ちよい。
緩斜面に見えるが、ダブルアックスのアイスである。
右手にはAorakiの東壁が丸見え。落石の轟音がしょっちゅう聞こえてくる。
photo by DZ

photo by DZ
photo by DZ
こんな感じで3,4級の岩壁が所々でてくる。ナッツが有効だった。そして、所々ボロい。よくヘリが見回りに来ていた。

ここで約2900m。確か15時くらい。summit ridgeまで標高差約800mくらい。近いようでここからが長かった。写真は結局次の朝まで全く撮る気がしなく無し。パートナーに期待。

陽が沈み始めると南東面をむいたこの斜面は急激に寒くなる(photo by DZ)。
足指が常にしびれ始める(photo by DZ)。結局帰国後もしびれが続いている(凍傷か靴ひもの締め付けによるものだろうか、、)。
summit ridgeに22:00にでる。もう三日月がでて日が沈む頃だった。快晴だが疲れと眠気がひどい。ここから、High Peak先の下降路出合いまで約2km。summit ridgeは右は1000mの壁で左が1000mの急斜面なので気が抜けないが、暗いので怖くない。しかし、眠気と疲れで超気をつかう歩行となった。ロープ出さず。雪面はカリカリだが、ややトレースがあった。しかし、全然気が抜けるところがない。summit rockに到達する頃明るくなるが、なんとラッペルポイントが分らなくなる。40分くらいさまよい発見。すでにAorakiに向かうヘッドランプが数個下にみえる。無事ラッペルし恐怖のLinda Glacierをなんとか抜ける。Grand plateauに出てやっと安心出来た。取り付きからここまでほとんど安心出来ず、精神的にやられる。
朝陽を浴びるMt. Tasman (photo by DZ)

でかいクレバスの横断は難儀する。
結局、翌日13時過ぎに小屋到着。36時間行動no sleeping。強烈。疲れと眠気で現実感が無い。一発目にしてはかなり刺激的でやられた。小屋の連中にビールで迎えられ嬉しかった。

レスト日にボルダル。

天気がもたないのでMt. Dixon west faceかsouth ridgeに行く事とする。

アプローチの偵察。デカイクレバスがあり、難儀する。オボコの雪壁登りが有効だ。

しかし、ここまで。まともにwest faceには近づけない。south ridgeを予定とする。翌日から悪天となる。この写真の場所は数日後デブリで埋まっていた。恐るべし。

偵察した日に大勢いたクライマー達はflight outし、その日にSilberhornから4 nightsかけて縦走してきた二人と二日間小屋に閉じ込められる。二日目に皆おかしくなってくるが、NZ人の誕生日はきちんと祝った。
ついに将棋に手をかけてしまった。(photo by DZ)
結局、天気が持たなそうなので、flight outすることとした。しかし、毎回小屋の無線交信による天気予報はなかなか聞き取れず、外国人が常にいて助かった。today=トゥデイ=トゥダイという発音だ。ヘリは自分たちで呼べた。

残り三日間をフリーとボルダーで過ごす事とする。最初はWanaka。もう、真夏だ。昼になると陽射しがきつい。

そして、Castle Hill。NZのロングドライブは景色が同じ感じで飽きがくる。Castle Hillはなまら気持ちよい。

岩の特徴からマントル系がおおい。
